大人になってもニキビはできるもの。
できるだけ予防するために食生活を見直してみよう
カテゴリ:【 美容・美肌ノウハウ 】
ニキビといえば、思春期のシンボルのようなものをイメージする方が多いかもしれませんが、実は大人になってからもニキビに悩まされる人が増えています。
これらは思春期のニキビと違って、大人ニキビといった呼ばれ方もします。
このいわゆる大人ニキビは思春期のニキビと違って、しっかり対策することや予防を取ることで対処する事が可能になることもあります。
ニキビで悩んでいる人であれば、様々なニキビ対策を行っているかと思いますが、今回は食生活での対策に着目してみたいと思います。
ニキビ予防のために食生活で気を付けたい3つのことを紹介します。
ニキビ予防に有効的な食品を積極的に摂取
ニキビ予防に有効だといわれている食品はいくつかあります。
まずは食物繊維豊富な玄米や大豆。普段食べている白米を玄米にチェンジするのも良い方法の一つでしょう。
それから美肌ビタミンとも呼ばれるビタミンB群。
ニキビの大敵・脂質の過剰分泌をコントロールし、肌のターンオーバーを促進してくれます。
中でもビタミンB2とB6は、特にニキビ対策には効果的です。
B2はウナギや海藻、レバーなどに、B6は大豆やマグロ、サバなどに豊富に含まれています。
このほかに、ターンオーバーケアの必需品ビタミンAやニキビ跡をケアするビタミンC、ホルモンバランスを整えるビタミンEも、ニキビ予防に大切な栄養素です。
ニキビに悪影響を与える可能性のある栄養素を把握
ニキビの予防に効果的な食材を知っていても、それとは反対に逆効果なものをたくさん摂取してしまっていては、どれだけ効果的なものを摂取してもプラスマイナスゼロどころか、場合によってはマイナスになってしまいます。
仮に今、ニキビに悪影響を与える食品をたくさん摂取してしまっているのであれば、それを抑えるだけでも効果的と言えます。
では、そんなニキビに悪影響を与える食べ物とはなんでしょうか。
多くの方がよく耳にするのはチョコレートやピーナッツです。
チョコレートを食べ過ぎたらニキビが出る。という事は学生時代なら一度は耳にしたことがあるかもしれませんね。
しかしながら、実はこれらの食品が“ニキビに悪い”という具体的な研究結果が出ている訳ではありません。
ニキビへの影響として考えられるのは動物性脂肪や糖質の過剰摂取です。
極端に偏って脂肪分の多い肉類や糖分たっぷりのおやつを食べなければ、大丈夫ということですね。
その他にも、カフェインはビタミンB群の吸収を低下させる、香辛料などの刺激物は内臓への負担が大きいため肌トラブルを招きやすい、アルコールに含まれる糖分が皮脂腺を刺激するといった研究結果があります。
ニキビ予防を一番に考える場合、刺激物や嗜好品はほどほどに、ということですね。
何よりもバランスが大事
ニキビ予防のためには、基本的な生活習慣の見直しが大切です。
身体に必要な栄養素をまんべんなく取ること、過剰な食事制限をしてストレスをためないことといった点について、自分の生活を振り返ってみましょう。
何を見てもそうなのですが、質と量のバランスが大事です。
塩なども過剰に摂取してしまえば、非常に危険な事態に陥ってしまうことがあるように、なんでも過剰に摂取したり過剰に省いたりするのは長期的に見ても良いことではありません。
しっかりバランスを考えて整えていくようにしましょう。
スキンケアにプラスして食生活の見直しを
身体の内側である内臓から健康を心がければ、自動的に肌の状態も好調になるものです。
ニキビ予防は、スキンケアと同時に、毎日の規則正しくヘルシーな食生活も大切だということです。
今や短期的な考えだけでなく、1年後、3年後、5年後、10年後の肌を作るという事も考えて、しっかりスキンケア+食事という考えで取り組んでいってみてはいかがでしょうか。