改めて肌のターンオーバーをおさらい!
さらに促すための食生活や睡眠などの生活習慣も解説
カテゴリ:【 美容・美肌ノウハウ 】
美容に関する雑誌や情報を見ていると、よく「肌のターンオーバー」という言葉を見かけます。
もはや美容情報において、このターンオーバーは知らなくてはいけない単語の1つでもあります。
肌の健康を保つための秘訣はターンオーバーが正常な状態で機能していることが大切といわれます。
でも、肌のターンオーバーって一体何なのか、ターンオーバーが正常とはどういう状態のことなのかを改めて聞かれるとつい言葉に詰まってしまいませんか?
今回は、そんな肌のターンオーバーについて、改めてみておきたいと思います。
そもそも「肌のターンオーバー」とは?
よく耳にする肌のターンオーバーですが、これは簡単に言いかえれば、肌の生まれ変わりのことです。
健康的な肌というのはは、28日の周期でターンオーバーを繰り返しています。
要は、28日間のサイクルで新しい肌細胞を作り、それが表皮になり、不要な表皮が落ちるという循環を繰り返しているということです。
そのため、この28日間周期が保たれていれば、肌は健康な状態だということです。
しかし、ターンオーバーは加齢とともに遅くなってしまいます。
また、肌のターンオーバーは、早すぎてもよくないのです。
早すぎると、表皮が完全に育つ前に古い角質が剥がれ落ちてしまい、刺激に弱い敏感肌になってしまいます。
ターンオーバーを促すための食生活
では、肌のターンオーバーを正常に保つために必要なことは何でしょうか。
それは色々挙げられますが、まず食生活において大切なこととして、ターンオーバーを促進する栄養素を積極的に摂取することが大事なのです。
緑黄色野菜に含まれるビタミンC、豚レバーに含まれる亜鉛、ウナギ、ほうれん草に含まれるビタミンAなどがターンオーバーを促進する栄養素として知られています。
逆に飲酒や喫煙といった生活習慣は、せっかく吸収したビタミン類を破壊してしまうので、ターンオーバーを乱れさせる原因になることもあります。
ターンオーバーを促すための睡眠
次に、やはり睡眠もターンオーバーに影響を与えます。
そもそも、私たちの肌細胞というのは、夜22時から午前2時までに作られています。
この時間は、新しい肌細胞を作る働きのある成長ホルモンが分泌される時間なのです。
ということは、成長ホルモンの働きを活発にするには、この時間に良質な睡眠をとることが大切になるのです。
ターンオーバーを促すための紫外線対策&スキンケア
そして、もうひとつ大切なことは、紫外線対策とスキンケアです。
紫外線による刺激は肌のターンオーバーを遅らせる原因となりますので、しっかりと日焼け止めでカバーしておきたいところです。
さらに、肌の角質層に不要な物質がのっていると、ターンオーバーに支障が出てしまいます。
そのためにも、メイクはきっちりオフ、化粧水などのスキンケアで肌を清潔な状態に保っておきましょう。
生活習慣から肌のターンオーバーを正常に
肌のターンオーバーというのは、実は気付かないうちに色々なところで影響を与えてしまっているのです。
しかしながら、私たちの日常のちょっとした注意で、正常化させることも可能なのです。
特に加齢によるターンオーバーの遅れを感じる方は、食べ物、睡眠、紫外線対策&スキンケアの3方向から、ターンオーバーを促進し、28日周期の理想的な肌を目指しましょう。