「無添加」と書かれていたとしても要注意!
様々な種類があるので、何が無添加かを知る事が大切!

カテゴリ:【 無添加の基礎

化粧品などでも使われる無添加について、先ほどの化粧品における無添加とは何を意味するのかでも解説していましたが、化粧品メーカーなどでは添加物が入っていなければ、無添加と謳うことができると言ってきました。

場合によっては拡大解釈に捉えられそうですが、とはいえ、実際には私たちの生活にはこういう事は多々あったりする事に気づきます。

何も、美容の世界だけではないのです。
遊びの世界からグルメの世界まで、そして無添加の世界まで、実にこういうのはまかり通ってしまっています。

拡大解釈や注釈などの表記には気をつける

やはり企業側もビジネスですから、何かキャッチになるもの、ユーザーの目を惹くものというのは何かしら大々的に宣伝文句として使いたくなるのは当然です。

ですから、そういったものがあれば積極的に活用していくのは企業としては当然です。

しかしながら、私たちのようなユーザーの目線から考えていけば、それを鵜呑みにしてはいけず、拡大解釈でないか、注釈付きではないかというのに気をつけなければなりません。

どういう事かといえば、例えば、○○ランキング1位獲得!という言葉があったとしても、そのランキングには実は1社しか参加していない。なんて事があったとしても、実際には嘘ではないし、間違いというわけでもありません。

無添加もこれと同じです。
○○と△△と□□の添加物は入っているけど、▲▲の添加物は入っていないから無添加化粧品です。

仮にこのように言われたとしても、悲しいけれども、その化粧品は無添加化粧品であり、間違いではないとも言えてしまうのが今の現状なのです。

実は添加物と呼ばれるものは非常に多くの種類がある

一昔前では、化粧品における添加物とは、アレルギーを引き起こす可能性のある102種類の成分を指すことが多かったです。
これがいわゆる業界的には旧指定成分と呼ばれるものになります。

ですが、そんな事ははるか昔で、今では、様々な添加物が使われるようになり、さらに言えばより細分化されているという状態です。

例えば、特に化粧品に使われやすい添加物の例を挙げてみれば、以下のようなものが挙げられます。

もちろん、ここに挙げたものだけが全てではありませんし、挙げだしたら細かいところでの研究者レベルでないと把握できない状態になってしまうかもしれません。

ただ、この事からもわかるように、添加物と一言で表していますが、実際には様々な種類があるという事です。

それぞれの成分には、当然ながら何かしらの意味や意図があるわけですし、それを無添加にする事にも、何かしらの意味や意図があるとも言えます。

これほど無添加と簡単な一単語で表す事のできる成分ですが、種類は非常に多いのです。

実際には○○の成分は配合していないからといって、○○無添加化粧品と書かれる事はまずあり得ません。
普通に「無添加化粧品」と書かれる事が多いです。

どこかの注釈に小さく、○○成分が無添加と書かれてはいるはずですが、メインの商品名やキャッチコピーなどは○○成分無添加という書き方ではなく、「無添加」と書かれています。

だからこそ、自分が選ぼうとしている、もしくは使っている無添加化粧品は何が無添加なのか、何が配合されているのか、それによってどうなのかというのを考えていかなければなりません。

無添加というのには、実は様々な種類があると言う事を、しっかりと知っておき、そして理解し何が無添加なのかをチェックするようにしましょう。

このテーマに関する管理人からのワンポイントメッセージ

この事は私も化粧品関連の仕事に多少なりとも携わった事で知りました。
当時は○個の無添加といった形で売り出していたので、無添加なのに○個ってなんで?と思ったのがきっかけでした。

そこから調べていくとこういう結果だった事もあり、帰ってすぐ自分の化粧品を調べたのを今でも覚えています。

皆さんも添加物には色々な種類があり、無添加というなら何が無添加なのかという事を調べるクセは付けておいて欲しいですね。

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