無添加化粧品だからこそ安全というフレーズ
肌に良い、優しいという言葉をどこまで信じていいのか
カテゴリ:【 無添加の基礎 】
今の世の中は、情報化社会と言われています。
極端な話、何かを知ろうと思えば、昔と違ってインターネットや色々な情報発信がされている中から自分で調べる事ができます。
しかしながら、その一方で、逆に情報過多な面もあるのも否めない事実ですし、情報がありすぎて真逆の事を言っている情報を見付けるなんて事もよくあります。
調べれば調べるほど、ある観点からはマイナスに書かれ、ある観点からはプラスに書かれているという事もたくさんあります。
無添加も検証結果によっては違う事も??
そもそも、大前提として考えなければいけないのが、化粧品は化粧品メーカーや製造しているところが、利益を出すために売る商品です。
決して無償のボランティアでやっているわけではありません。
その商品が一番売れるようにとパッケージや成分の配合を考え、販売の戦略を考えていくものです。
ですから、言葉は悪いかもしれませんが、どっちとも取れたりする場合は、自分たちに都合の良い方へ持って行く事もあると考えておいた方が良いと言えます。
例えば、少量配合なら全く問題なく、大量に配合すると危険性のある添加物があった場合、基本的には少量しか化粧品では使わないのに、この成分を配合するとこんなに危険性がある事も?この商品はこれが無添加なので安心です。という事も言われている「かもしれません」。
そういった事の可能性も考えておかなければなりません。
肌の質、特徴、生活スタイルが同じ人はいない
そもそもですが、肌の質も人によってバラバラです。
乾燥肌の人もいれば、オイリー肌の人もいれば、敏感肌の人もいます。
もっと言えば、肌の質だけでなく生活スタイルも掛かるストレスやプレッシャーも違いますし、それらを強く受けるタイプの人もいれば、全く気にせずに自由に楽しく過ごせる人もいます。
そういう性質や環境が色々と違う事もあるので、人の意見なども、参考にするもののあまりに信じすぎるというのは避けた方が良いとも言えそうです。
誰々さんが絶賛。や芸能人も使用!といった事は、広告の場合もありますし、仮に使って絶賛していたとしても、その人と生活スタイルや肌の質が同じかなんてのはわかりません。
とはいえ、より安全にこだわった方が良いのは間違いない
日本は他の国と比べても安全面などにおいては非常に優れていると言えると思います。
それでも、100%にする事は不可能です。
安全と思われていたものが、何年も後になって、体に有害な物質が含まれていた。という事も稀に存在しています。
よく聞くアスベストなどは、その例の1つではないでしょうか。
昔は当たり前のように使われていましたが、何かの拍子に有害だと判明してしまう可能性もゼロではないという事です。
また、某石鹸などは、使ってしまった事で、逆にアレルギー症状を引き起こしてしまった事で、社会問題になったという事もありました。
ですから、安全にこだわる姿勢は非常に大切です。
ですが、無添加だから安全と盲目的に信じる事も、それはそれで良いとは言えません。
結局のところ、自分で納得して自分で試してみて、自分が信頼できて自分に合う化粧品を見つけていくのが良いと言えるのではないでしょうか。