着色料ならタール色素に要注意?
着色料が無添加だった時のメリットと着色料の危険性
カテゴリ:【 無添加の種類 】
どちらかというと、着色料という言葉は、今の私たちには、馴染みがあり知っている言葉でもありますし、それほど変な言葉と感じないかもしれません。
おやつなどを買う時に、よく着色料という言葉が使われたりもしていたので、知っているという方も多いのでは無いでしょうか。
今では着色料無添加の化粧貧が増えている
最近の傾向としては、何であれこの「着色料」が無添加な商品が増えてきています。
もちろん、化粧品に関しても同様で、着色料は使用しておりません。という着色料無添加の化粧品も増えてきています。
最近ではお菓子や調味料などにおいても、着色料を無添加にする商品が増えてきています。
化粧品での着色料は、主に見栄え目的?
化粧品で着色料が使われるとき、その主な目的は商品の見栄えを良くする事がほとんどです。
防腐剤や合成界面活性剤のように、保存性を高めたり、手触りなどをよくするといったような機能的な目的はありません。
逆に、色をメインとして扱うような化粧品の部類には、機能的な着色として使われます。
特に、アイメイクであったり、口紅などのメイクアップ系の製品には、そういった事で使われる事があります。
着色料の中でも合成着色料のタール色素には要注意
着色料を使われる際に、最も気をつけておかなければならないのが、タール色素という合成着色料毒性です。
このタール色素は、毒性が高いとされていて、今ではかなり有名になっているので知っている方も多いかもしれません。
合成着色やタール色素という言葉はしらなくとも、表記される形式でもある赤色○号、青色○号といった形で表記され、体に良くないと一時問題になった事もあるため、知っている方もいるかもしれません。
実は、アレルギーを引き起こす可能性のあるとして、旧表示成分だった102種類の添加物の中でも、実はタール色素がその中の実に8割以上の83種を占めている程なのです。
とはいえ、現在においては、このタール系色素を使った化粧品はほぼ無いと言えます。
そして、実際問題として、着色料無添加と謳う製品は、このタール色素は使っていませんので安心ください。という意味で使われる事が多いです。
着色料が無いとなると、色が出ないという事でもあります。
そのため、どうするかとういと、香料などと同じく自然由来のものを使う事で代用するところも多いようです。
クチナシやウコンを使う事で、色を出していますが、これらは自然由来のものを使うため、合成着色料とは違うため、着色料は無添加ですというメーカーも多くあるようです。
着色料無添加というのは、必ずしも色が付いてない、着色されていないというわけではありません。
あくまでも、化学的な合成着色料を使っていないという意味になりますので注意しましょう。
着色料って結局のところ必要なのかどうか
では、結局のところ、化粧品に着色料が必要なのかどうかが気になるところです。
ぶっちゃけて言えば、機能的なもので考えれば特に必要ないものかもしれません。
ですが、販売する製品として見た時、例え品質は同じであっても、味気ないものより、お茶のエキスが入った淡いグリーンや、桜色だったり、バラのような色をしていたりといった方が、購買意欲は沸きます。
特に女性はデザイン重視とも言われるほど、見た目に綺麗であったり可愛いものを手に取りやすい傾向が強いです。
そのため、企業としてもそこに手を抜くわけにはいかず、見栄え的な意味で使われる事の方が圧倒的に多いです。
本当に肌の事を考えたら、無くていいと思いますが、営利目的も考えなければいけないメーカーからしてみたら、難しい問題なのかもしれませんね。